きままに走ル。

一児のパパ。ずっと続けている朝ランを中心に、日々思うことを綴ります。

加古川マラソン2023 サブスリーなるか

なりませんでしたー!笑

 

3時間06分18秒

 

言い訳はたくさんありますが、力不足でした。

加古川名物の強風に太刀打ちできませんでしたが、

最小限の失速で抑えてセカンドベストでまとめられたのは

次回につながる走りになったと思います

 

まぁ今シーズンは次回はないのですが。笑

 

それだけに3日たった今、悔しさがふつふつとよみがえってきます

 

仕事が立て込んでブログを更新できませんでしたが、

記憶の新しいうちに振り返っておこうと思います

以下、ながーい備忘録

 

 

5:45起床。

5:00の予定でしたが、なんとスマホの充電が切れており、たまたま目が覚めたので事なきを得ました…あわやDNSになるところだった…Σ(゚д゚lll)

気を取り直して出発し、8:10駐車場着。

会場のすぐ近くが駐車場だったのでよかった。

気温4℃、風速7m/s(西北西)

寒いうえに風が強く、受付でビニール袋をもらって被る。

トイレは2回いったが、直前でも2〜3人待ちで入れるというノンストレス状態だった。

9:10荷物を預けてストレッチと軽いジョグ

9:20にスタート地点に並ぶ。風が強く寒いので中の方に行って風を防いだ。

 

晴天のもと、9:30スタート!

 

0〜5km

追い風区間。ここで稼いでおきたいが、スロースターターの自分は最初からサブスリーペースで入るとおそらくつぶれるので、徐々に上げていき、5kmあたりからサブスリーペースに上げるという当初の作成で走る。サブスリーペーサーには30km手前くらいで追いつきたいかな。

 

5〜10km

5kmを過ぎてサブスリーペースで巡航。いい感じで一定ペースに入れた。1回目の折り返し点(宗佐)でターンすると、一気に向かい風。それもなかなかの風だ。まだ元気なので大丈夫だが、なるべく同じペースのランナーを見つけて後ろにつき、遅いなと思ったら先に行き、また次のランナーの後ろにつく、を繰り返した。

 

10〜15km

向かい風はかなり強くなり、消耗する。前を見ると、サブスリーペーサー最後尾の集団が思っていたよりも少し近くにいる。このまま単独走でズルズル後退するか、今頑張って集団に追いついて風よけになってもらうか。今日のために頑張ってきたんだと思い、集団に追いつくことにしてペースを上げる。加古川大堰を渡り切って対岸に入る直前にギリギリ追いついた。集団に入ると風を受けにくく、一気に楽になった。15kmでジェル①投入。

 

15〜20km

しばらく集団で走るとだんだん馴染んできて呼吸も一旦落ち着いてきた。ここからしばらく向かい風区間なので、なんとかくらいつけば、折り返して追い風になったら楽になれると信じて走る。給水のときは外側に出て巻き込まれないようにした。ペースランナーは複数の紙コップをとって、給水がとれなかった人たちに渡している。自分も一度もらったが、飲みやすいように飲み口をつぶしてあった。神よ。弱気になる時間帯もあったが、頑張ろうと思った。

 

20〜25km

ハーフ通過は1:30'10。サブスリー集団は3つほどあり、今いる集団は一番後方。少し気を抜くと置いていかれそうになるのでその度に追いつく。路上の投げ捨てられた空の紙コップが強風で吹き飛ばされている。隣のランナーと、キツイっすね!と言い合うと気がまぎれた。25km手前でようやく折り返し点(高砂)に到達。折り返して追い風基調になったが、疲労を感じ始めてペーサーから距離が開くようになってきた。25kmでジェル②投入。

 

25~30km

ペーサーには頑張ったら追いつけるが、この風では最後までもつ気がしない。無理は禁物だが、ここで離されたらもうチャンスはない。風もだんだん追い風なってきたので、次の向かい風区間までになんとか追いつこうと粘った。しばらくは近づいたり離れたりを繰り返したが、後半追い上げ型の集団なのかなかなか差が縮まらない。30km手前あたりで今日はサブスリーは無理だと判断した。でも気持ちは切らさずに3時間一桁台は目指そう。

 

30〜35km

ここまで前のランナーの背中ばかり見てきたが、マイペースになってようやく周りの景色を見る心の余裕ができた。いい天気だ。こんないい天気の下で走っている、それだけで十分楽しいじゃないか。そう思うと気が楽になった。ここから先はいかに気持ちを切らさずに走り切れるかの勝負だ。加古川大堰を渡る前に一度折り返して堤防に出た途端、暴風と言えるくらいの向かい風にさらされた。ペースは一気に落ちたが、頑張った。35kmで最後のジェル③を投入。

 

35〜40km

加古川大堰を渡るとき、加古川の水面が目に入り、大学ボート部時代を思い出し、過去の自分に元気をもらった。加古川大堰を渡り切ってゴールまであと約5km。ものすごい向かい風だった。スタッフがテントを飛ばされないように必死に抑えている。よろけるほどの強風にたまらず前を走るランナーに追いついてうしろにつく。ラスト3kmあたりからは単独走になったが、このあたりからひたすら前のランナーを抜いていき、誰にも抜かれることはなかったので楽しくなってきた。

 

40~42.195km

相変わらず向かい風は強いが、ペースはあまり落ちなかった。気持ちいいペースで走った。前を走るランナーをかわるがわる目標にして、どんどん抜いていった。ラスト1kmは沿道の応援が嬉しかった。そして…

 

ゴール!

高校生ボランティアにシューズのチップを外してもらい、手荷物を受け取ってかじかむ手でスマホを取り出し、ステージ前とゴール横で記念撮影

他のランナーと撮影しあいっこ

寒くてほとんど汗をかいておらず、着替えもせずにそのまま服を着た

会場で温かいオニオンスープをいただいたが、体に沁みて、勧められるままに2杯いただいた。関東のランナーと話しながらで楽しかった

 

13:20駐車場からはすぐに出ることができた

堤防沿いを車で走ると、サブフォーを目指すランナーの力走が見える

途中の三木SAでラーメンを食べ、家族へのお土産を買って帰宅

厳しいコンディションでしたが、終わってみればすべて楽しかったです

走られた皆さん、おつかれさまでした!!